汗をなぜかくのか

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汗をなぜかくのでしょうか。
動物が全て汗をかくわけではありません。
汗をかく動物は意外と少ないのに、なぜ人間は汗をかくのでしょうか。

汗は体温調整のためには不可欠なものです。
しかも、汗をかく機能は人間が進化の過程で得たものなのです。
人は進化の過程で長時間移動をしたり狩りなどの運動をしなくてはいけなくなり、汗をかく機能を得たといわれています。
長時間の運動をするようになると、体温が上昇してしまい生命に危機が生じますので、他の動物とは異なった体温を下げる方法が必要になったのです。
例えば、犬は暑くなると舌を使って体温調整を行います。
舌は体全体からすると割合がすくない部位です。
そこで体温調整をするのですから、人間より長時間の運動は出来ません。

また、人は体毛が他の動物と比べると少ないのも体温上昇のリスクを減らす要因となります。

汗は運動をした時の体温調整で出ることもありますが、緊張をした時にも汗をかくことがあります。
冷や汗、手に汗握るなどとい言葉もあります。

ちなみに汗は脳の指令によって出ますので、人間の意図で汗をコントロールすることは出来ません。
このように人は体温調整や緊張をする時に汗をかきます。
生命維持にとっても大切な機能なのですね。

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