子どもの目線

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子どもの目線で部屋を見ると、一体どういった世界が広がっているだろうか。

私たち大人が見る部屋と、子供が見る部屋は全く異なる。
ただの階段であっても、大人に取っては少し足を上げれば済むただの段差である。
しかし、子供にとってはそうはいかない。断崖絶壁であり、体全体を使って上るものである。

そういった中、足を踏み外した時はどうなるだろう。
大人出れば、すぐに違う足が出て落下を免れることができるだろう。
また、足がでなくとも手がでる。それにより、けがを最小限に抑えることができる。
しかし、子供の場合はどうだろう。
そういった防御をとることができるだろうか。
例えば、よじ登ろうとして、手が滑って体が完全に宙に浮いてしまったら…?
頭から落ちてしまい、大けがを負ってしまうだろう。

また、コンセントの位置にも気を付けなければならない。
大人からすればコンセントの位置は足元にあるものだ。
しかし、ハイハイをする赤ちゃんにとっては、コンセントは目の前にあるものであり、興味をそそるものである。
何かが刺さっていれば、それを抜いてみたくなるだろう。
何も刺さっていなくても、穴が開いていれば、指を突っ込んでみたくなるだろう。
そういったことにたいする危機感は、残念ながら赤ちゃんにはない。
興味をもてばすぐに行動を起こしてしまう。
そういったことを阻止するのは大人の役目である。

部屋の中には危険がたくさんある。
それらを見つけるためには、私たち大人の目線で部屋を見てもなかなか難しい。
一度子供の目線で部屋を見てみよう。
例えば、自分もハイハイをしてみるのだ。
少し嫌かも、または恥ずかしいかもしれないが、それで赤ちゃんの目線を疑似体験できる。
そういったところから、危険はたくさん見つかってくるだろう。
先ほどのコンセントもそうだし、棚や階段、または便器なんかも、少し危険と感じるかもしれない。
そういったものの安全確保は、赤ちゃんにはできないことだ。
安全確保はすべて大人の役目であり、赤ちゃんにすべてを任せることはできない。

親には赤ちゃんを育て、立派な大人にする義務がある。
安全に対する気持ちを失っては、そういったことも満足に達成できないだろう。
子育てをするのであれば、ポイントは子供の目線で部屋を見てみること。
これによって、先ほど挙げた「危険な場所」はもちろんのこと、もっとこうすればいいのではないか、といった改善案も浮かんでくるのではないだろうか。
是非試してみてほしい。

今回は、こちらのサイトを参考に書いた。
参考:赤ちゃんを育てる環境づくり
こちらのサイトでは、フィニッシュベイビーボックスなどの育児を楽にするグッズの紹介もされている。
中でもフィニッシュベイビーボックスは、多くの手間、そして出費を省くことができるグッズとなっている。
2人目の赤ちゃんの場合はそこまで必要ではないかもしれない。しかし、1人目の赤ちゃんの場合は、フィニッシュベイビーボックスによって受ける恩恵は大きいものとなるだろう。
購入を考えてみてはいかがだろうか。